ふと思い立ち 立ち上がる 自分の部屋のドアを開け 重たい体を動かして 着替えを済ませて玄関へ ドアを開けたら もう旅路

母のハンバーグは美味しかった 夕飯がハンバーグと知ると 飛び跳ねて喜ぶくらいに でもね、 今はぼくの子どもたちが喜んでくれるよ ぼくの作ったハンバーグに

思い出のなかのきみは 素敵な笑顔で笑って 思い出のなかのきみは 素敵な笑顔をぼくに向けてくれて でも、なんでだろう 最近、霞んで見えるのは なんでだろう

素敵さんは言うのです あなたは素敵だね、と 素敵さんは言うのです あなたはほんとうに素敵だね、と ぼくが何が素敵なの、と聞くと ぼくを指差して言うのです あなたは素敵だね、と それじゃ答えになってない、と ぼくが言うと 素敵さんは指差してもう一度 …