あなたの心にゆるく届け

ことばは心の大事な処方箋

見放されても

かつてこんなに寂しいと思ったことはあっただろうか。

 

かつてこんなに虚しいと思ったことはあっただろうか。

 

かつてこんなに儚いと思ったことはあっただろうか。

 

世界がモノクロに見えて

 

ぼくの世界には色が存在しない

 

そんな気持ちになっていた。

 

どこにも行きたくない

 

どこにも生きたくない

 

だってぼくは世界から見放されたから。

 

いつもそうだ。

 

ひとりで考えては

 

世界が悪い

 

世界が悪い

 

と何度も、何度も唱えては落ちていく。

 

ぼくは世界に見放された。

 

でも、見放されたからなんだというんだ。

 

見放されていなかったら何かが変わったというのか。

 

答えは否だ。

 

自分自身わかっているはずだ。

 

何も変わらないということに。

 

だったら、あがいて、あがいてあがいて

 

生きていくしかないんだ。

 

それがぼくの世界からの挑戦状だから。

 

その挑戦状を思い切り床に叩きつけて

 

受けてやろうじゃないか、世界からの挑戦を。

 

どきどき嫌になるかもしれない

 

どきどき逃げたくなるかもしれない

 

どきどき生きるのが辛くなるかも知れない

 

その度に世界からの挑戦状を思い切り床に叩きつける。

 

ぼくは世界に見放されても世界には負けない。
f:id:utudakedoiikotosagasi:20220523070958j:image

夢の世界へ

眠いときは寝て、夢の世界に旅に出よう

 

そして、素敵な夢が見れますように

 

そう願って眠りにつく

 

夢の世界の遊園地

 

メリーゴーランドは全てペガサス

 

夢の雑貨屋

 

置いてあるのは全て妖精の贈り物

 

夢のスーパー

 

買える物はキラキラと輝く食べ物たち

 

夢の公園

 

遊び場にはとても、とても長い滑り台

 

夢のドライブ

 

どこまでも続く素敵な夜景に星空

 

眠いときは寝て、夢の世界に旅に出よう

 

きっと素敵な夢が見れるはずだから
f:id:utudakedoiikotosagasi:20220520194930j:image

中途覚醒の夜

中途覚醒の夜

 

家族が寝静まっている夜

 

またかと思う中途覚醒

 

すっかり眠気は飛んでしまった

 

そういえば今日は夕食を食べていない

 

夕食を食べに散歩に行こうかな

 

深夜に食べるご飯は背徳の味

 

こんなことを考えていると

 

中途覚醒も悪くないかなと思えてくる

 

またかまたかと考えるよりも

 

他のことを考えて

 

すこしでも楽しい気分になれたら儲けもの

 

だから探そう楽しい気分になれるもの

 

だから探そう楽しい気分になれること

 

今は深夜、自分一人の時間

 

誰にも邪魔されず

 

物思いにふけることができる

 

深夜の自分一人の時間

電源プラグ

眠りたくても眠れない夜には何処へいこうか

 

都会の雑踏にもみ消される足音に

 

よくなりますように耳を澄まし

 

人の並みが途切れない中心で

 

いつまでも、いつまでも、立ち尽くした

 

※※※

 

どこに行くにも制限時間があって

 

どこに行くにも許可がいる

 

自分の通行許可証はどこですか

 

いつもの場所に見あたらないんです

 

自分の電源プラグはどこですか

 

差し込み口が見つからないんです

 

今日の自分のタイムリミットはどれくらいですか?

 

※※※

 

眠りたくても眠れない夜には何処へいこうか

 

都会の雑踏にもみ消される足音に

 

よくなりますように耳を澄まし

 

人の並みが途切れない中心で

 

イムリミットすぎても立ち尽くす

 

寂しさを、虚しさを、苦しさを

 

紛らわすように目に焼き付けた

 

※※※

 

今日も今日とて始まる通行許可証探し

 

いつもの日常、いつもの朝、いつものお勤めが始まる予定だった

 

そう思ってた時、君に出会う

 

その日からいつもの朝が楽しくなったよ

 

通行許可証はわかりやすい場所に置いて

 

すぐに家を出られるようにしたよ

 

今日も君の姿を目に焼き付けるために

 

少し転びそうになりながら走ってきたよ

 

大丈夫、怪我はないよ

 

ショーウィンドウ越しに声を掛ける

 

電源プラグがささっていない君に

 

※※※

 

眠りたくても眠れない夜には何処へいこうか

 

君の電源をONにしたいけど届かないよこの手が

 

ショーウィンドウに邪魔されるんだ

 

イムリミットすぎても立ち尽く

 

動かない君を、目を合わせられない君を、愛しさを

 

紛らわさないようにずっと見つめたよ

逃避行

ずっと、ずっと、ずっと、ずっとずっと

 

走って、走って、走って、走って走って

 

汗を流しながら

 

涙を流しながら

 

息をきらしながら

 

届かないとわかっていながら

 

手を伸ばして

 

必死だった

 

あなたの手を掴みたい一心で

 

何度も、何度も、何度も、何度も何度も

 

空振りする手を

 

すり抜ける手を

 

一生懸命に伸ばしたんだ

 

でも届かないよね

 

でも少しでも近くに行きたいから

 

走って、走って、走って、走って走って

 

やっとついたよ

 

満天の自然界のプラネタリウム

 

ここではあなたを掴めそうな気がする

 

とふっと笑って

 

ペットボトルの蓋をあけ水を口に含んだ

旅の知らせ

ひとりで旅に出たいんだ。

 

誰も知らない街に行って、探索を楽しんでみたいんだ。

 

旅は人を成長させる。

 

旅は人生を豊かにしてくれる。

 

許されるならどこか遠くに行きたい。

 

自然に触れるのもいい。

 

自然は心を癒してくれる。

 

自然は今じぶんが生きていると感じさせてくれる。

 

車を走らせ、夜の高速をどこまでも走る。

 

自分の生きる意味を見つけるように走り続ける。

 

でも

 

きっと

 

人生について答えは見つからないだろう。

 

自分が生きる意味は見つからないだろう。

 

だけど

 

それでも

 

旅に出たい。

 

それは

 

自分の存在を消してしまいたいと思う衝動からなのかもしれない。

 

旅に出ればそのまますっと消えることができるかもと思っているのかもしれない。

 

でも

 

きっと

 

消えることはできないだろう。

 

だって

 

そこに自分という存在が在るから。

 

その時代に生きていると実感しているから。

 

旅に出たい。

 

旅はいろいろなことを教えてくれて

 

旅はいろいろなことを伝えてくれる。

 

顔も知らないあなたと旅先で出会うかもしれない。

 

旅に出たい。

 

できることなら遠くへ行きたい。