わがままボディがゆく

ことばは心の大事な処方箋

にげていい

いつからきまったのだろう

 

おなじしょくばで

 

さんねんはがまんして

 

はたらかないと

 

しょくれきにきずがつくと

 

いつからきまったのだろう

 

ねんどのとちゅうで

 

しごとをやめると

 

いけないと

 

せかいじゅうに

 

じぶんというそんざいは

 

ひとりしかいない

 

しごとみたいに

 

あたらしいひとを

 

やとえばいい

 

なんてことはできない

 

じふんのかわりはいない

 

しごとがじふんをおいつめるなら

 

まよわずにげていい

 

つらいのに

 

くるしいのに

 

なきたいのに

 

いつまでもいるひつようはない

 

じふんはひとりしかいない

 

だから

 

じふんをまもれるのも

 

じふんしかいない

 

まわりはきにしない

 

わかってくれるひとのもとににげる

 

じふんをまもれるかんきょうににげる

 

にげていい

 

にげみちをたくさんつくろう

 

だれにもあなたをせめるけんりなんかない

 

にげていい

 

いつだって

 

にげていいんだよ

 


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