わがままボディがゆく

ことばは心の大事な処方箋

恐怖心を覚えるようになってしまった

どうも、はっさくです。

 

 僕がうつ病と診断されてから症状の一つに外出する恐怖がありました。

 人が横を通るだけで何かされるのではないか、という謎の恐怖心に襲われることがあり汗や動悸が止まらないことが多かったので最初のころは基本的に家から動きたくありませんでした。

 

 それでも家にこもらずにいられたのは、父や母のおかげです。

 母は、仕事をしているわけではないので基本家にいます。なので、朝起きたら実家に行って話をしたりすることで気持ちが少し楽になっていました。

 

 外出も母が一緒であれば神社やお寺、ちょっとした買い物にも行くことができました。ただし、平日の人が少ない時間帯のみですが・・・。

 最近では、コンビニ等には一人でも問題なくいくことができるようになってきています。逆にいろいろなものを買いすぎているような気がしますが・・・。

 母も無理に外出に連れ出すのではなく、様子を見ながら声をかけてくれるのでとても助かっています。

 

 ただ、前回のブログでもお伝えしましたが、妻への違和感の正体がわかってきたような気がします。

 それは

「妻にまた、自分を傷つけられるのではないかという恐怖心」

です。

 妻に会っている間、常に言動が気になりますし、なんて声を掛けられるのか、どう答えようか、妻は面白いことを言っていても自分はうまく笑えていないどうしよう等、心や頭の中は常にフル稼働しています。

 最終的に考えがまとまらずに無になり、表情に出ていないか心配になるくらいです。

 

 楽しい時間を一緒に過ごすことができない、どうしたらいいのかと妻に会うたびに毎回考えていますがいまだにまとまっておりません。

 

 皆さんは、大切な人がいますか?

 その人の前で心の底から笑顔でいられますか?

 幸せに感じていますか?

 それは、家族ですか?

     恋人ですか?

     奥さんですか?

     子どもたちですか?

 

 いま、僕を笑顔にしてくれるのは父親・母親・子どもたちにです。

 特に父親・母親はうつ病と診断される前から病気について調べてくれており、どのように周囲が対応すればいいのかを理解してくれていました。

 子どもたちは、「ぱぱ、ぱぱー」と笑顔で接してくれるので自然と元気をもらえています。

 

 もし大切な人が精神疾患にあるようであれば、あなたが一番の理解者になってほしいと思います。理解されず、ずかずかと心の中に土足で入ってくると今でさえ心が壊れているのにより崩壊してしまいます。人によると思いますが、あなたがそばにいてくれるだけでいいと思う人もいます。

 なので、あなた自身が考え込みすぎずに適切な距離で大切な人に接してあげてください。

 

 もし、あなたが精神疾患を患っている方であれば、自分の気持ちを相手に素直に出せなくなる前に、どう思っているのか、どうしてほしいのか、何が自分にとっての幸せなのかを相手に伝えてあげてください。

 もしかしたら、対応に悩んでいるかもしれません。

 「言葉にしなくても大丈夫だろう」

 は危険なので必ず

 「言葉にしないと相手に伝わらない」

 ことを頭の片隅に置いておいてください。

 僕みたいに問題が起きてからでは手遅れになることがあるので・・・。

 

では、また次回・・・