わがままボディがゆく

ことばは心の大事な処方箋

ふと、昔の恋を思い出した。

 

中学校二年生のときの恋だ。

 

今思えば、中学二年生のころの僕はどちらかというと「陰キャ」と呼ばれる部類に入る人間だった。今現在も陽キャではなく陰キャですが・・・。

 

中学二年生で同じクラスになった女の子、その女の子の方を向くと毎回目が合い笑顔で返してくれる。

 

そう、笑顔がかわいい子だった。

 

そこに惹かれていき、相手も僕のことが好きだったようで船中泊の行事では2人で写真を撮ってほしいとお願いされた。

 

もちろん一緒に写真を喜んで撮り、船中泊後に付き合うことになった。

 

だが、恥ずかしかった僕は夏休みに入っても連絡をしたのは夏祭りに行こうと誘ったきりで、夏祭りもデートとして相手を楽しませることができたかといえばそうではなかった。

 

夏休みが終わるころには、相手の気持ちもすっかりと冷めていて自然消滅してしまった。

 

恋というのは、おもしろい。

 

そんな昔の事もいまだにはっきりと覚えている。

 

そして時々思い出す。

 

あの時こうしていればどうなっていたかな?

 

なんて意味のないことを考えながら。

 

でも、それを考えるのが少し楽しかったりもする。

 

それは、あの時の僕はその恋愛を楽しんで生活をしていたこと

 

    引っ込み思案だった自分を思い出すことが面白いこと

 

意外と青春していたんだな、とおもいますがいかんせん積極性が足りなかった。

 

恋は、甘酸っぱいみたいなことを言うが確かにそうだ。

 

そして、恋は人を成長させる。

 

次は、こうしよう、どうやったら相手を楽しませることができるのか、みたいなことを考えるからだ。

 

次は、どんな恋愛をしようか考える。

 

そう、よりよい恋を楽しんでいきたいと思うのだ。

 

だから大丈夫、辛い別れも、苦しい恋も次回はもっと良くなる恋のプロローグ。

 

これから素敵な物語が始まりますよ。